【映画】ぼくを葬る
2006-04-23


ひさしぶりのフランス映画

主人公はパリで売れ始めた新進の写真家でゲイでもある。
仕事中に倒れ、病院に搬送され、そこで自分が癌であることを宣告される。
彼は親戚が癌の化学療法で苦しみながら死んでいったことを思い出し、治療を拒否する。そして残された3ヶ月を生きていくこととなる。

始めは周囲を突き放し孤立を望むが、結局は1人で死に行く孤独に耐え切れなくなる。

そして思い出す。子供時代に覚えた淡い思いを、許されざる思いを。

彼は死に逝く過程で小さなデジタルカメラに自分が大切にしていたものを
収める。恋人や祖母、そして姉。

祖母以外に打ち明けられないまま、彼は1つの申し出を受け入れる
不妊に苦しむ夫婦とSEXをすることに。一度は孤独に死に逝くことを選択したためか断るが、後にそれを受け入れその女性は妊娠する

最後に海辺にきた彼は、足元に転がってきたボールを拾いに来た少年と会う。

少年のころの彼だ。そして未来の彼でもある。

ボールを拾い上げやわらかく微笑みながらそっと手渡す


彼は満足げに微笑みゆっくりと横たわり静かに眼を閉じる


その微笑を残して


ってな感じですが、面白くないです。
暗示的な表現が多すぎなのか、ぜんぜん感情移入ができないのが要因かな。

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット